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9話 彼の欲望と、背徳の階段

ผู้เขียน: みみっく
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-09-05 12:00:34

「……そっか、でもさ、いつも通り仲良くしてよ」

 男子生徒の声に、俺は腹の底から怒りがこみ上げてきた。俺のユアと仲良く……? そんなことは絶対に許さない。俺は、独占欲に駆られて、つい意地悪をしてしまった。ユアの耳たぶに顔を寄せ、甘く噛みついた。

「ひゃぁ……っ!?」

 ユアは、情けない悲鳴を上げ、その瞬間、きゅぅぅと膣内が締まり、俺の息子を強く締め付けてきた。その背徳的な快感に、俺は思わず深く挿れ、彼女の身体を強く抱きしめた。

「んっ……んんぅ……はぅ……すきぃ……」

 ユアも、トロンと蕩けた目で俺を見つめ、俺の背中に腕を回し、抱きしめ返してきた。

「ユアちゃん!? 大丈夫? ねえ?」

 スマホから、まだ心配そうな声が聞こえてくる。ユアは、その声に、か細い声で答えた。

「ごめん。飼ってる犬に……耳舐められちゃって……変な声出ちゃった……お友達として……んっ……んんぅ……ね!」

 ユアの言葉は、まるで俺を犬扱いしているようだった。その言葉に、俺はさらに深くユアを求め、彼女の奥に息子を押し当てた。ヌチャ、ヌチャ……と、二人から水気を帯びた音が聞こえる。まるで、この背徳的な行為を祝福しているようだった。俺は、ユアの熱い身体を感じながら、腰をゆっくりと動かし始めた。

 俺が腰を動かし始めると、ユアはもう電話の向こうの友達などどうでもよくなっているようだった。完全に俺しか見えていない。電話中だというのに、俺の腰の動きに合わせて、彼女もヒクヒクと求めるように腰を動かす。

「んんっ……んぅ……」

 ユアは、甘い喘ぎを必死に抑えようと唇を噛みしめた。しかし、快感は抑えきれず、電話中に軽くイってしまった。ユアの身体がビクンッ、ビクンッと大きく震え、ぷしゃぁぁと軽い音を立てて、蜜が噴き出す。

 軽くイったユアの中が、きゅぅっと締まり、ヒクヒクと俺の息子を刺激する。その感触に、俺ももう我慢できなかった。ユアの中に、熱く、白いモノを注ぎ込んだ。

「ユアちゃん? ねぇ……大丈夫? 忙しそうだし……また、明日ね?」

 スマホのスピーカーから、まだ戸惑いを隠せない男子生徒の声が聞こえてくる。しかし、ユアはもうその声に返事をするどころではなかった。絶頂の余韻に浸り、俺の唇に夢中でキスをしていた。その唇は、蜜のように甘く、熱く、そして何度も何度も、俺の唇を貪るように吸い上げてくる。俺は、ユアの甘い吐息と、愛おしいキスを全身で受け止めていた。

 ユアの口から直接「お兄ちゃんの方が好き」という言葉を聞き、それが偽りのない本心なのだと実感できたことに、俺は言いようのない喜びを感じていた。俺の背中に回されたユアの腕は、さっきよりもずっと強く、しがみつくように俺を抱きしめている。

 ユアの身体は、まだ小刻みに震えていた。熱い吐息が、俺の首筋にかかるたびに、甘い香りがふわりとあたりに漂う。俺の胸に顔をうずめたユアの小さな肩が、愛おしげに俺に擦り寄ってくる。

「……うん、お兄ちゃんもだよ」

 俺は、ユアのやわらかな髪を優しく撫でながら、そう囁いた。俺の言葉に、ユアは顔を上げて、蕩けた瞳で俺を見つめた。その表情は、全身で俺の言葉を求めていたようで、安堵と幸福に満ちていた。

 翌朝、ユアと顔を合わせるのが少し恥ずかしかった。昨夜の甘美な記憶が、まだ脳裏に焼き付いている。だが、そんな俺の葛藤をよそに、バーンッ!といつものように元気なユアが勢いよく部屋に入ってきた。

「お兄ーちゃん! 朝だよぉー! 起きてー キスしちゃうぞー」

 その無邪気な言葉に、俺は昨夜の出来事を鮮明に思い出した。瞬間的に熱い衝動が身体を駆け巡り、俺は無意識のうちにユアを抱き寄せ、唇を重ねようとした。

「きゃ、わ、わわぁ!! え? うぅぅ、兄妹で……ダメじゃ……」

 ユアは恥ずかしそうに顔を逸らし、小さく抵抗した。その声は震えていたが、決して嫌がっている様子はない。むしろ、もっと強く、という誘いにも聞こえる。彼女の表情は、一線を越えてはいけないという理性と、俺を求めてやまない本能との間で揺れ動いている様子だった。

「昨日はキスしただろ?」

 俺の言葉に、ユアは目を丸くして固まった。しかし、すぐに驚きの表情から嬉しそうな表情に変わる。

「へ? あぁ……わぁ、お兄ちゃん……わたしとキスした夢を見たのぉー? いやぁーえっちぃー♪」

 ユアはそう言って、戸惑いつつも、俺の頬に優しく触れる程度の軽いキスをした。昨夜の激しいキスとは全く違う、兄妹としてのキス。その唇の感触に、俺はさらに混乱する。そして、顔を真っ赤にしながら、恥ずかしそうに部屋から走って出て行ってしまった。

 いや、あれを忘れるわけがない。俺の身体も、ユアの身体も、確かに快感を貪り合っていた。それなのに、ユアは本当に忘れているような……? まるで、何もなかったかのように。もしかして、あれは、俺の夢だったのか……? 俺は、熱い身体を持て余しながら、一人で部屋に残された。

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